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世界遺産総会&講演会無事終了!

  • 足尾歴史館より
  • 2:54 AM

去る6月25日土曜日の足尾銅山の世界遺産登録を推進する会の総会と講演会が滞りなく開催することができました。ご多忙にも関わらず、ご参加くださった皆さまに心より御礼申し上げます。ありがとうございました。また、微々たる資金のなかでの活動ですが、みなさまの厚いご支援ありがとうございました。大切に使わせていただきます。ご賛同いただける方がおられましたらよろしくお願い申し上げます。

講演は、宇都宮大学工学博士の永井 護先生が、2006年に世界遺産に登録された英国コーンウォール地方の鉱山を視察した報告でした。景観がそれは見事で中世の建物と鉱夫の住宅がうまく融合していたようです。鉱山は1990年まで稼動していました。足尾の水力発電と違って急傾斜がなく平坦な土地なので蒸気エンジンで賄っていたそうです。運河が発達していて輸送は運河を利用したようです。この地では選鉱までの課程で、製錬はウェールズ地方のスウォンジという町で一手に行なわれていたそうです。閉山になると町は廃墟化し、20万人もの人々があちこちの鉱山へ指導者として移動したとのこと。足尾も大半が移住しましたが、留まって生活をしているところが違いますね。元鉱夫さんがたくさんいます。

スウォンジといえば、足尾キリスト教会を設立したグリン・ビビアンもここで鉱山業を営んでいました。後にロンドンで失明してしまい、失意を祈りで克服。その後、グリン・ビビアンマイナーズミッションを設立し、世界中の鉱山町に教会を設立。日本は、公害の原点である足尾にと白羽の矢をあて明治40年に足尾キリスト教会が建てられたのです。何だかとても身近に感じられます。足尾の世界遺産登録への道のりは遠いものですが、先生の講話の中での希望といえば、世界遺産になったコーンウォールよりも足尾銅山は採掘から製錬までを、また公害防除(水処理や煙害処理など)を一手にやっていることなど、世界の鉱山との比較をし話し広めていくことが必要なのではないかと感じました。

改めて、足尾銅山の光と影と環境なのだと。